いのっち直伝!「いのっちのようちえんたんけん!」を聞きました。

暑すぎるくらい良い天気の中、毎日汗をかきながら園庭で遊ぶ子どもたち。カナヘビを見つけたり、コクワガタを捕まえて観察したりと生き物たちとの関りも楽しんでいます。そんな年中・年長の子どもたちがもっと井上幼稚園の園庭のことや生き物のことを知って欲しい!と願い、園長先生から「自然の話」を聞く機会を設けました。

今回は「いのっちのようちえんたんけん」と題し、いのっちが園庭の色々な場面を紹介しながら、出してくれる園庭や自然についてクイズを通して子どもたちと自然について分かち合う形としました。ちなみに「いのっち」は以前ビオトープコンクールで文部科学大臣賞を受賞した時に決めた園のビオトープイメージキャラクターです。

  

つながるーむに集まって話が始まると、スクリーンに映し出される園庭の生き物や草花に興味津々!写真を見て「ここにはカブトムシの幼虫がいるよ!!」と土の中に眠っている生き物を当てたり、「これはたまむし!」生き物の名前をすぐに答える姿はさすが年中・年長さんです。

  

  

井上幼稚園にはビオトープ(命が生きる場所)として水場だけではなく、様々な形の命が生きる場を園庭の色々な場所に設定しています。どうして園庭の中に朽ち木や石積みがあるのか、堆肥場がある理由なども楽しくクイズ形式で子どもたちと一緒に考えました。いのっちのクイズを通して、園庭の色んな所が生き物のすみかになっていることを知った子どもたち。園庭の生き物を守る約束も再確認できました。

     

今回の活動は子どもたちにとってどこにどんな生き物がいるのか、どんな関わり方をしたらいいのかを考え、知る良い時間となりました。井上幼稚園に園庭は子ども達だけの場所ではありません。「命溢れる園庭に」とテーマを掲げている通りたくさんの命が生まれ育つ場でもあります。このような活動を通し、今後も子どもたちにとっても生き物にとっても心地よい園庭の環境となるように子どもたちと一緒に理解を深めながら過ごしていきたいと思います。

 

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