美味しい豚汁をありがとう!(収穫感謝祭)

今日はみんなが楽しみにしていた収穫感謝祭がありました。収穫感謝祭とは、収穫を下さった神さまに感謝し、また収穫を与えて生命を保って下さる神さまの恵みに感謝をする日です。今日は朝から「豚汁たのしみ!」とワクワクした気持ちで登園してくれた子どもたち、

まずはみんなでつながるーむで収穫感謝祭の礼拝をしました。

つながるーむに飾ってある野菜を紹介する中で、「これはなに?」と尋ねると、子どもたちから大きな声で野菜の名前が聞こえてきました。今日はつながるーむにみんなの知っている野菜や果物がたくさん並びました。

  

今日だけでなく、今週は各クラスで収穫感謝祭についてお話をしながら理解を深めてきました。私たちは食べることが当たり前に生活の一部となっており、日々の感謝を忘れてしまうことがあります。しかし私たちが毎日食べているお米・野菜や果物・魚や肉のすべてを一生懸命に暑い日も寒い日も育ててくださった方がおり、私たちのもとへと届けてくださる方、お店で仕事をしてくださっている方など私たちの知らないところに沢山の人の働きがあり、私たちの生活が保たれている事を今日という日を通して改めて感じ、子どもたちと共にありがとうと感謝したいと思います。また私たちが様々な食べ物を食べられるのは神さまが暑い日があったり寒い日があったりと季節を与えて下さり、太陽・雨・空気などの野菜や果物が育つために必要な恵みをすべて神さまが準備してくださるからこそ、こうしてみんなが元気に大きく成長することができます。神さま、ありがとうございます。

日本では10月に起きた災害により、大切に育ててきた農作物が被害を受けて出荷できない状態になってしまったり、まだ避難所生活を送られていたりする方がたくさんいらっしゃいます。今日はその方たちの事も子どもたちと考えながらの礼拝の時間となりました。少しでも早く被害に遭われた皆さんが今まで通りの生活を送れますようにとみんなでお祈りをしました。

キリスト教保育の幼稚園では、多くの園でこの時期に収穫感謝祭が行われ、井上幼稚園でも毎年秋の実りが深まるこの時期に職員・子どもたち、みんなで力を合わせて朝から豚汁作りを行います。

年少はこんにゃくちぎり、年中は野菜切り、年長は各クラスにて野菜切りから鍋で煮て完成するところまで自分たちの力で作ります。

  

  

  

バスの運転手さんたちがはそりで沸かしてくれたお湯の中に、自分たちで切った野菜やこんにゃくを持っていき、どんどん美味しい豚汁が出来上がっていきます。どのクラスからも「運転手さん、おねがいします!」「はーい!美味しくするね。」というあたたかいやり取りが自然と見られていました。

  

  

お部屋で豚汁作りをしている年長には、年少の子どもたちがこんにゃくをお届け♪「どうぞ」「ありがとう!」

また収穫感謝祭に合わせて年長では自分たちで大切に育ててきたお米を収穫し脱穀・もみすり・精米をしてみんなで分け合っていただきました。(詳しくはまたに年長ブログをあげますのでご覧ください♪)

炊きあがったお米はおにぎりにして園長先生にもおすそ分け♪ みんなが食べる前に味見をする園長先生にみんな釘付け…「おいしい!」と園長先生が言うと子どもたちから「やったー!」と喜びがあふれていました♪

  

豚汁が出来上がったら、ちょうどお昼ご飯の時間♪みんなで一緒にいただきまーす!

  

「美味しい!」「おかわりー!」「みんなで作るとおいしいねぇ」

  

  

とたくさんの子がおかわりをしてお腹いっぱい食べてくれました♪大きなはそり3つ分作った豚汁(写真を撮り忘れてしまいました…)の残りはたったこれだけに。みんなで力を合わせて作った豚汁は格段に美味しかったね!ごちそうさまでした♪

<お・ま・け①>

今日はおにぎり弁当の日♪ T先生のおにぎり、お椀と並べてもこの大きさ!お椀よりおおきーい!

<お・ま・け②>

年長の子どもたちが歌ってくれた讃美歌がこの収穫感謝祭の時期にぴったりでとても素敵な歌なので紹介します。

1.わたしたちがたべるもの たんぼのおこめもおやさいも ひかりをおくりあめをふらせ そだててくれたのはかみさま かんしゃしましょう かみさまありがとう

2.わすれちゃいけないそれは つくってくれたひとのこと つちをたがやしたねをまいて だいじにそだててくれました おひゃくしょうさん ありがとうありがとう

3.だいじなこのしゅうかくは わかちあっていただくもの そらをひとりじめできないように みんなのものだよたべものは わかちあいましょう かんしゃのこころで

機会があれば、年長の子どもたちの素敵な歌声を聞いてみて下さい♪

  

 

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