たくさんのあそびで溢れる、園庭、園舎ですが
その中でも生き物と触れ合う子どもたちがおもしろい。
1週間の子どもたちと生き物との触れ合いをご紹介。
まずは玄関にいる魚たち。そして泣く子も黙る大きなカエル。
バスで泣いていたはずなのに、このカエルを見つけたとたん
「ねぇ見て!」と目を見開きます。泣いていたことなんてもう忘れた。
学年をこえて、年齢をこえて愛されているのが『だんごむし』。
手軽に見つけられ、その愛くるしいフォルムは虫への抵抗をやわらげます。
こんなに身近にいても見つけるだけで嬉しい。手に取ればこの笑顔。
ゲージに入れれば何だかちょっと特別に見えてくる。
自分で見つけた、捕まえたものは部屋でも見たい。
ずっと持っていたいし、嬉しすぎて何分でも見ていられる。
たまによくわからないものを見つけます。
とりあえず潰してみたら
「なんか汁がでてきた!」
きっとこれも生き物。
歩いていたら発見。アリの巣にこんないたずらを。
クワガタの生まれる木。
そう言って子どもたちは夢中で採取します。
確かにこんなにいたら木から生まれてきたみたい。
園庭でスズメが死んでいた。見つけた年長の男の子が最初に取った行動が「お墓をつくる」。
様々な生き物たちと共に生活してきて、"命"を感じるのでしょうね。
きっとこれがこの子にとっての自然な感覚。
生き物から学ぶことはたくさんあります。
毎日見ていても、同じ虫を見つけても
色や形、大きさ、模様、匂い、行動まで様々なことをよく見て感じています。
子どもたちが今見ているもの、感じているものを大切にしていきたいです。
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