幼稚園が動物園に~いちご動物園~

6月24日、井上幼稚園の園庭が動物園になりました。

今日は移動動物園、いちご動物園さんが来ました。天気に恵まれず、2回も延期となってしまい、子どもたちはこの日を楽しみにしていました。園庭の動物たちの柵をみて期待が膨らみます。

  

まずはいちご動物園のサブロウさんのお話を聞きます。来てくれた動物たちを紹介してくます。ユーモア溢れる名前は子どもたちの心をがっちりとつかみます。早くあそびたい気もちもあるけど、ちゃんと話を聞けるのが子どもたちのすごいところ。ちゃんと聞かなきゃいけないというのがわかるのでしょうね。動物と触れ合うには楽しいばかりではありません。動物も生きているわけですから、触り方や抱っこの仕方を間違えてはいけません。また、あげていいご飯も動物によって違うのです。子どもたちより体の大きい動物もいれば小さい動物もいます。命にかかわる大事なことを子どもたちも感じて真剣に聞いているのかもしれません。

    

お話を聞いた後はいよいよ動物たちのもとへ。どんな出会いが待っているでしょうか!?乳児の子は一番最初に楽しませてもらいました。

    

まずはモルモットと亀たちがお出迎え。「いっぱいいる!」たくさんのモルモットに子どもたちは大興奮です。井上幼稚園にも亀とモルモットはいるけど、こんな数は見たことないかも!

    

           

やぎは六頭。なんとこの柵の中に入ってさわってもいいそうで。入ったはいいもののちょっと圧倒される。手を伸ばしてなんとかさわれた!中には平気でさわる子も!

       

他にもロバと羊とアヒルと犬の『あんちゃん』、看板うさぎの『いちごちゃん』が待っていました。そして動物たちにとっては至福?の時間。子どもたちがエサやりをします。手まで食べられないように気をつけてね~。

                        

あんちゃんが帽子をかぶってる!今日から井上幼稚園に!?ビックもエサの匂いにつられていつのまにかご飯もらってる。

  

年少はここまで。たくさん動物たちと触れ合ってきました。年中はいちごちゃんの芸を年長はいちごちゃんとあんちゃんの芸を披露してくれました。子どもたちが終始笑っており、楽しんでいました。

  

見るだけの動物園とは違い、ふれあうことのできる動物園。探せばそういったところはあるだろうが、幼稚園に来るというのが嬉しいし、日常の中にあるということが、子どもたちにとってはとても大切なことで、貴重な体験となったのではないかと思います。コロナ禍で出かけるのもままならないのに、こうやってふれあうことができるという時間がとても素敵な事に思えます。また臆することなく、自然にふれ合い、動物と心をかわすように楽しむ子どもたちは、毎日をいろいろな生き物たちと共に過ごしているからなのでしょうね。
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