あまりおいしくない!?かりんの実

園庭であそんでいると「なんかゲット~!!!」なんだこれ…?

  

匂いをかぐと…めっちゃいいにおい~!!!これはいい匂いのかりんです。どこから落ちてきたのかな~?とさがす子ども。

「これか~」(いや、不正解 笑)

でも正解を見つけて「ここから落ちてころがっていったのか!」と推察。

そしてとりあえず園長先生にも報告。「んん~いいにおい!」

  

と言うことで、かりんは毎年園庭になるのですが、今年が初めて!!食べてみることにしました。

  

こういうのにはとても敏感な井上の子たち。すぐに「なにたべれるの?」「はやく食べたい!」と子どもたちが集まってきます。

そして砂糖に漬けて今日はおしまい。「えぇ~たべられないの!?」

その後子どもたちが帰ってから30分コトコト煮込まれるかりんの実。

そして今日園庭で食べたのですが…

そう、今まで一度も食べたことがなかったのは…おいしくないから!ご存じの方もいると思いますが、かりんは生薬としても用いられ咳止めや喉飴などに使われます。匂いは桃やマンゴーみたいなとっても甘い匂いなのにその実は…とっても渋く硬いのです。それを30分砂糖で煮込んでどうなったか…

  

  

食感はドライフルーツのパイナップルみたいな感じ。砂糖で煮込んでいるので、最初の一口は甘いのですが噛むほど…

     

苦味、しぶみが!

  

いい顔!!

もちろん苦手な子もいれば、「おいしい!」といっておかわりする子も。とっても好みがわかれるかりんのお味でした。

園庭には季節ごとにいろいろなおいしい実りができ、それを子どもたちは味わっています。しかしおいしい!だけではなくこうしたいろいろな味を味わったり、匂いはいい匂いなのに変な味!といった自然の不思議さ、おもしろさを嗅覚、味覚で直接味わうこともとても大切な経験だどと考えています。様々な自然をくださり、それを身をもって経験することができることを感謝しながら、これからも園庭の自然を活用し、子どもたちといろいろな経験を重ねていけたらと考えています。

でも…来年はシロップ漬けにしてかりんジュースをおいしく味わおうかな…?

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