もうすぐ年長さんが卒園するということをサークルの中で、話をすると「おねえちゃん（おにいちゃん）にあげたい！」「いっしょのバスにのっていた子にあげたい！」と、それぞれが年長さんとの思い出を振り返る姿がありました。子どもたちの感謝の気持ちを形にできないかと思い、この一年間たくさん遊んでくれたり、お手伝いにきてくれた年長さんへのプレゼント作りを2月から始めました。
牛乳パックにそれぞれの好きな色の画用紙を貼り、きれいに飾り付けしていきます。「おねえちゃんはピンクとむらさきがすきなんだ～！」「ビックリ大作戦だね！ないしょだよ！」
「あげたらどんなかおをするかな？ビックリするかな？」子どもたちは作りながら喜ぶ顔を想像したり、渡すことにワクワクドキドキしながら心を込めて楽しく作る姿がありました。
年長さんのお部屋に入るのは今日が初めて。子どもたちは少しドキドキしながらお部屋に入っていきました。年長さんの前に立つと、ちょこっと緊張するなぁ…。中には渡したくってフライングしそうになる子もいましたが、みんなで渡すことができました。年長さんも「ありがとう！」と喜ぶ声があがり、少しの時間でしたが年長さんとの時間を持つことができました。
階段には年長さんの写真がい～～～～っぱい！「あ！しゃしんがある！」と子どもたちもお部屋に戻るまで年長さんの思い出を感じながら過ごす姿がありました。年少の子どもたちは一年の関わりでしたが、その中でも仲良くしてもらったり幼稚園のことをたくさん教えてもらったりと子どもたちなりに思い出を一緒に味わう一時でした。年長さんはもう卒園ではありますが、年少の子どもたちの心にはきっと残っていると思います。いつまでもずっと、ずーっと元気でね。
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