つながるーむにたくさんの風船を膨らまして子どもたちを待っていると・・・「うわー」と目を輝かせて子どもたちが入ってきました。
まずは風船を触ってみます。こんなにたくさんの風船に囲まれるとなんだか嬉しい。
「あれ?なんか違うのがある」透明の風船に気がつくと、他にもないかと探し集め始めます。
何だか特別感があって、もっているだけでも嬉しい。こういうのに敏感に気がつくところがさすがです。きれいな物には惹かれるようです。
こんなあそび方も!やりたくなるよね~!
初めは届かなかったけど・・・長い風船なら届いた!
こんな使い方も。ほうきにちゃんばら?
ここが造形ポイント!?子どもたちと圧縮袋に風船を入れ、掃除機で吸ってみると・・・バルーンベッドのできあがり!!さっそく寝転んでみよう!!
気持ちよすぎてついつい本当に眠ってしまいそう・・・引っぱれば魔法の絨毯のよう!
「え!!!おおきい!!!」巨大な風船を手を伸ばし全身で受け止めようとしている姿がなんともかわいらしいです。
こんなに大きくても子どもたちは自分一人で使いたいもの。あちこちで取り合いが始まりますが、子どもたちにも考えてもらう機会。3つしかない巨大風船でどうやって楽しく遊ぼうか・・・でもやっぱり持ったら逃げろー。
このような設定を見ると大人の思いが先行して、子どもたちの思いが置いてきぼりになりがちです。「すごーい」「おもしろそう」はその人の気持ちであって子どもたちではありません。私たち保育者は子どもたちがこの環境、風船を目の当たりにしてどのように対話していくのかを見ています。子どもの主体性は小さい子ほど、そこからのような気がします。
そして、よほど満足して遊んだのか、この後、よく食べ、よく眠っていました。
12