第47回 卒園式がありました

3月10日。青空が広がり少し暖かすぎるくらいの心地よい天候の下、卒園式が行われました。いつもとひと味違う素敵な服を身にまとった子どもたちが続々と保育室に集まります。みんなが揃うまでの間しばらく登園できなかった友だちや、留学から一時帰国中のY先生との再会を喜んだり、いつも通りこひつじノートにシールを貼って支度をしたりする子どもたちの姿がありました。表情を見ると緊張?喜び?それぞれ思うことは違うようでしたがこれから始まる卒園式に向けて少しずつ気持ちを整えていっているようでした。

 

 

全員が揃うと最後のサークルが始まりました。短い時間でしたが、今までを振り返ったり、大切なこの日を期待を持って迎えたことを確認したりすることができました。その後、担任の先生にコサージュをつけてもらいます。このコサージュはたくさんの先生がひとつ一つ心を込めて丁寧に作ったものです。保育者一同の「いってらっしゃい」の気持ちを胸につながるーむに向かいます。

 

↓おや?めじろさんなにかいいことがあったのかな?みんな笑顔です!

園長先生から卒園証書を受け取り、たくさんのお祝いの言葉もいただきました。厳かな雰囲気の中執り行われた卒園式かと思いきやお別れの言葉では言い間違えがあり「ちがうちがう!もういっかい!」とやり直し。(練習ではそんな間違えは一度もありませんでした…)緊張していたのかもしれません。感動的だったその場の空気が一気に笑顔に包まれま した。笑いあり、涙ありの今年度の年長らしい式になったのではないかと感じています。

  

  

式を終えると保育室での時間が始まりました。担任も子どもたちに「おめでとう」って証書を渡したいのです。証書の中には担任からのメッセージも入っており見せ合ったり、自分へのメッセージをじっくり見て過ごす姿もありました。その後も絵本をみたり、担任からの最後の話を聞いたりして過ごしました。     陽の光が保育室ごと優しく包み込み、神さまも一緒にお祝いしてくれているような優しい時間となりました。

 

 

 

 

最後の門送りでは今までお世話になった先生や、年少や年中の友だちも駆けつけてくれました。「おめでとう」の言葉に子どもたちも嬉しそうでした。

 

子どもたちの園生活を振り返ってみると、年少の頃の写真はほとんどマスクを着けています。また、今まで当たり前のようにやっていた行事は制限がかかり出来ないことも多かったです。そんな子どもたちをみて大人たちは“かわいそう”と思ってしまいましたが、そんな言葉は失礼だと気がつきました。どんなときでも子どもたちは笑顔でした。どんなときでも子どもたちは真剣でした。友だちや保育者と笑って、泣いて、悔しがって過ごした時間を忘れないで欲しいなと思います。。保育者一同年長の子どもたちを応援しています。

最後に卒園式でも歌った どんなときでも という讃美歌を紹介します。

1どんなときでも、どんなときでも

 苦しみに負けず、くじけてはならない。

 イエスさまの、イエスさまの 愛を信じて

2どんなときでも、どんなときでも

 しあわせをのぞみ、くじけてはならない。

 イエスさまの、イエスさまの 愛があるから

神さま イエスさま おうちの人 友だち 先生 全員がみんなの味方です。だからどうか自分を大好きなままでいてくださいね。頑張るみんなも素敵。甘えん坊のみんなも大好き。自分らしく歩んで行けますように。

いままでありがとう!またあおうね!

 

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