(きいちご)ダイラタンシー!?

まだまだ暑い日が続きますが、ミーンミーン、ジジジというセミの鳴き声がいつの間にか聞こえなくなり、つくつくぼうしとヒグラシの泣き声へとかわっています。そんな違いにもしっかり気がつく2歳児のきいちごさんたち。着実に秋は近づいていますね。

夏の終わりにダイラタンシー!造形あそびの一つとして片栗粉ねんどで遊びました。

楽しそう!と敏感にキャッチした子どもたちは自らお手伝いしてくれます。準備の時からあそびは始まっているようです。

準備が整ったら子どもたちの目の前で片栗粉ねんどを作ります。「こんな粉がねんどになるの?」そんな疑問がきっとよぎったはず。でもそれよりも粉を触ってみるほうが興味津々。

初めての片栗粉ねんどは「ドロドロ!?」「ねばねば!?」でもおけからすくおうとすると「かたい!!」なんとも不思議なねんど。丸めたと思ったら手のひらからドロっと溶けていく謎の現象。子どもたちは心を奪われひたすらに触り試し探求します。

それが"ダイラタンシー現象"です!

 

タライに入れてみんなで混ぜて、足で踏んでみると・・・「おちる(沈んでいく)!」

あそんでいる中で偶然できたもの、意図して作ったものと様々ですが何かの形に見えてきませんか?これが子どもたちの造形であり作品であり、アートです。

あそび終わった後も楽しめるダイラタンシー!袋越しでは感触が少し劣ってしまうかもしれませんが、これはこれで癖になるようです。

子どもたちのもてる感覚を研ぎ澄まし楽しんだ片栗粉ねんど。造形あそびとして子どもたちの心に残るような活動をこれからも取り入れていきたいです。

 

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