(きいちご)自然と共に自然の中に

園外保育で運動公園に行ってきました。たくさんの落ち葉を目の当たりにして、子どもたちは葉っぱを集めたり、踏んでみたり、投げてみたりと、今までの経験があそびとなりました。園では見られない木の実や葉っぱにも目が向き、おもちゃや道具がなくても公園での時間を満喫し、楽しみました。

      

それから数日が経ち、園手の木々も葉っぱを散らすようになり、園庭にはたくさんの落ち葉がおちるようになりました。幼児の子が一生懸命にいちょうの葉を集めお花のようにするのを見ると、真似して作ってみようとします。きれいなものや美しいものに子どもたちの心は動かされます。

    

落ち葉を集めて今度は袋の中ではなくダイレクトに落ち葉の布団。ふかふかしていて、ひなたぼっこには最高です。集めるのが楽しくてどんどん大きくなっていきます。

      

井上幼稚園の園庭は全ての場所がビオトープ。そこには植物や動物だけでなく子どもたちも暮らしています。見たこと聞いたこと、今までの経験や体験をあそびに代え、今もちうる力を十分に発揮して遊んでいます。『自然の中に子どもがいる』そんな姿が見られるのは私たち保育者にとって幸せな事なのかもしれません。

      

2