なにやら園庭には人だかりが…。よく見てみると、相撲をしています。
最近の外あそびでは1回は「すもうしよ~」と子どもたちの声が聞こえてきます。
役割分担もしており、力士役と「はっきょ~い、のこった!」と行司役。
もちろん応援隊も。子どもたちが相撲を取る姿を見て、今まではずっと押すだけの押し相撲だったのが、最近では身体をひねったり背負い投げ(風)をしている子も増えてきて子どもたちなりに工夫をしていることが伝わります。そして、何より年長児に挑む年中児の姿が見られるようになりました。はじめは「まけるからやだ」と大抵の子は「せんせいがやって!」とみるだけだったのが「ぜったいかつ!」「まけるもんか!」と何度も挑んでいます。
何回も何回も挑んでる子を見て周りの子どもたちもいつの間にか「がんばれ!」と大きな声で応援しているではありませんか。頑張る人の力は素晴らしいとしみじみ思いました。そんな応援があったからなのか1度だけ年長児が勝つことが出来ました!その時威勢のいい声で「やった!!!!かった!!!」と喜びを最大限に表現していました。たった1回かもしれませんが子どもにとってその1回は自信にも繋がるとても大切な経験であると思います。
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