幼虫ごろり

今朝の外あそび、畑で作業をしていると「なにしてるの~?」嬉しい子どもたちの声掛けです。

「畑に土、混ぜてんだよ~」と伝えると「じゃあ手伝ってあげるね!」とすぐにスコップを持ってきて、手伝いだしてくれました。

  

子どもが子どもを呼び、たくさんの子どもたちがお手伝いに駆けつけてくれました。

  

しかし土をいじっているとなにやら発見!

  

それは…

でか!!

  

そこからはお手伝いから、幼虫探しに切り替わり、必死に土を掘る子どもたちでした(^-^)

  

もう少ししたら、年中の子どもたちがじゃがいもを植えて、年長になってからのお泊りで食べています。そのための畑の土を入れていたのですが、今回混ぜていたものは買ってきたものではなく…

  

幼稚園には様々な木が植えられ、様々な生き物もいます。そうした葉やフンを使って腐葉土を作っています。

  

園で出るものを使って腐葉土を作り→それが子どもたちが食べる物の栄養になり→またその食べた野菜くずなどが腐葉土になりと腐葉土一つでも自然の循環が感じられますし、今回の幼虫のように、様々な生き物の住処にもなり、夏の豊かな園庭環境や生き物との出会いにも繋がっています。

 

環境教育というところを意識している井上幼稚園ですし、SDGsという言葉もだいぶ浸透してきた昨今ではありますので、これからもそうしたことを意識しながら、子どもたちを巻き込ながら、何かを「教える」のではなく子どもたちがあそびの中で「感じる」ことができるようにしていきたいと考えています。

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