春のみのり

カモ小屋の隣の木になにやら子どもたちが集まっています。

  

昨日ののいちご組の記事にもちょっと書きましたが、さくらんぼがとっても美味しそうに実っています。子どもたちは美味しいもののありかをよく知っています。

  

たくさん実ってはいますがそれでも一本の木。好きなだけたべてしまったらすぐになくなってしまうので、一日一粒という約束をしています。

  

子どもたちでは届かないので先生たちがとってあげます。それを待ち構えている子どもたち。

そんな中で賢い子どもが…さっきと違う先生がきたら「さくらんぼとって~!」

あれ?さっきも食べてたじゃん?と言うと「そうだったけ~?」とにやり。ほんと食べ物に対しては貪欲な子どもたちです(笑)まぁでも一粒って少ないよね。食べたくなる気持ちもわかる!おいしいしね。それでもこうした場面でも、友だちの存在に気づき、分かち合う気持ち、思いやる気持ちそんなものを育んでいって欲しいと思います。中には大切に握って「ママにもってかえってあげるんだ!」と嬉しそうに話す年少女の子。う、うん…手から汁垂れてるけど…お母さんに届くと良いね…笑

 

そ・し・て…

中にはハズレも。すっぱ~い!!

あ、はずれね…と子どもたちの表情ですぐにわかるのは見ていて面白いです!

   

 

 

 

 

「お・ま・け」

あれ、こっちにも子どもたちが集まっているので覗いてみると…

か、かわいい~!!!すずめのヒナがヨチヨチ歩いていました。

  

とってもかわいいひなですが、うっかり触ってしまうと、ヒナに人間の匂いがついてしまって親鳥が世話をしなくなってしまいます。ということでみんなでちょっと離れたところで観察をしていると…来た来た!親鳥が餌をあげに来ていました。この時期巣から独り立ちしたもののまだ上手に飛べないヒナはよく見られるそうです。それでも親鳥がしっかりと独り立ちできるまで見守ってくれるので決して保護はしないで!と日本野鳥の会のホームページより。ちょっとたって見に行くともう姿はありませんでした。まだ園庭の茂みの中にいるのかな?それとも飛んでいったのかな?元気に大きくなって欲しいですね。

11