おおきくな~れ!!

年少でもそれぞれのクラスで田植えをしました。田植えをする前に、小さな種もみから、にょきにょきとカップの中でも立派に伸びた稲が、みんなが食べているごはんになることを伝えるとなんだか不思議そうな顔をする子どもたち。

いざ稲をバケツと大きな田んぼへ植えよう!と思っていたのですが「きもちわるい…」「きたない…」という声が。以前にやった泥あそびの泥とは違う感触に戸惑っている様子の子どもたちでしたが、泥には栄養がたくさんあることを伝え、植える様子を見せると、興味津々の子どもたち。

  

 

  

 

ぬるっとした泥の中にそっと植えると「おおきくな~れ、おおきくな~れ!」と声をかける子どもの姿も。

  

 

お祈りでは子どもたちから、「おひさまの力でおおきくなるね。」など子どもたちなりに大きくなるには何が必要なのか考える姿もみられました。

  

  

バケツの稲はいつでも見られるように年少のウッドデッキに置いてあります。植えた次の日から毎日「おおきくなったかな?」と様子をみている姿がとっても可愛いです。しっかり興味をもって見守ってくれている姿が嬉しいです。

年長のお米づくりでは子どもだちと育てるだけだけではなく、その過程の中で「食」について話をします。そうした経験から食べ物をつくることの大変さを実感し、作ってくれた人、食べ物を与えてくださる神さまに感謝の気持ちを持ってほしいという願いも込めて、栽培をしています。しかし年少の子どもたちではそこまで感じる事は難しいと思うので、まずはあんな小さな種もみからごはんができるんだ!おもしろい!ふしぎ!といった純粋な興味や関心を持って栽培をして欲しい思います。そうした純粋な思いが年を重ねるごとに心の中に蓄えられいつしか、新しい気持ちの芽生えに繋がると信じています。

 

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