りんごを1つたべました~♪(のいちご)

幼稚園の園庭にたくさんの蝶が舞う季節がやってきました。そして幼稚園には蝶が好む木をたくさん植えてあるので、蝶が蜜を吸ったり、産卵したりする姿も見られています。そしてみかんの木にいたあおむしを飼ってみることになったのいちご組。興味を持って先生と一緒にお世話をしたり、観察したりしてくれる子どもたちでした。

  

そんな飼育の中で、子どもたちが興味津々で見ていたのが…

  

「はらぺこあおむし」の絵本。大型、立体、そして子どもたちが手に持って読めるサイズと3種類の大きさのはらぺこあおむしを繰り返し繰り返し読みました。何度読んでも楽しめる子どもたち。そしてこの絵本を通して、あおむしの飼育も興味を持って観察していた子どもたちです。

  

そんなあおむしがついに!羽化の瞬間!小さな蛹の背中が割れ、少しずつ羽を広げていくチョウ。こんな感動的な瞬間を是非子どもたちに見せてあげたい!と思いますが…

  

チョウが羽化を頑張っている時間、子どもたちはお昼寝の真っ最中…!よりによって!ということで子どもたちが起きてくる頃には完璧に羽化が終わっていました。そこで子どもに伝えず自分たちで気づくかな?ということでしばらく様子を見ることに。お昼寝からさめておやつを食べ始めましたが、なかなか気づかないね~でもしばらくすると、「…チョウチョ…?」おぉ!気づいた!ということで先生たちも興奮気味に「なに!?チョウチョがどうしたの?」と他の子にも気づいて欲しくてつい声が大きくなります。そこから「……」と飼育ケースを見つめる子どもたち。そして「チョウチョ!」おぉーみんな気づいてくれた。

  

それからは、はらぺこあおむしのあおむしがチョウになったページを広げてじーっと観察する子どもも。まだまだこうした時、思いを言葉で表現するのは難しいですが、きっといろいろな発見や驚きがあったはず!

羽化を済ませたチョウはその日のお昼にウッドデッキからバイバ~イ!保育室での飼育では、園庭でのいろいろな生き物との出会いとはまた違った、たくさんの学びや、発見があることと思います。次はどんな生き物との出会いがあるかな?楽しみです。

ち・な・み・に

はらぺこあおむしのブームが高まり、おやつの時間などが終わると、子どもたちが本棚に走っていって絵本の取り合いが始まる程、人気になっています。笑  まだしばらくは、はらぺこあおむしの絵本をみんなで楽しんでいきたいです。

 

 

 

 

 

「お・ま・け」

ウッドデッキにチョウを戻しに行く時、子どもたちがバイバ~イとしている感じが撮りたかった保育者でしたが…一瞬で飛んでいってしまい、子どもも、チョウも撮れず、なぜかイチョウの木だけの写真が撮れてしました…笑

でも左端のちょっと上の方をみてください。黒い点が見えませんか?よ~く見てみると…チョウだ!

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