待ちに待った日がやってきた!というのも、梅雨は雨が降ってなかなか外あそびができないということで、年長の子どもたちにカッパを持って来てもらい雨でも思いきり外であそぼう!と話をしていたのですが…今年の梅雨は前半なかなか雨が降らず…子どもたちの期待ばかりが膨らみます。朝雨が降っているのでみんなででよう!と準備をし始めるとやんだり…なかなか降ってくれないね。しかし先週やっと待望の雨が!急いで準備を始めると…あれ?また止んじゃう?ということでみんなで「だからきょうは あめふり」を歌いました。カエルやアジサイ、長靴が雨がふってほしいな~と願ったからきょうはあめふりという歌です。いつも以上に感情がこもった子どもたちの歌が届いたのか、また雨が降りだした!
カッパに着替えて大喜びで外に出ていく子どもたち。
いつもやっているあそび、いつもあそんでいる場所も、雨の中、カッパを着てだといつもと違うね。
そしてどこからか、たくさんカタツムリを見つけてくる子どもたち。こうした時の子どもたちの感性の鋭さには驚くばかり。
雨がカッパ越しに頭にあたる感覚、濡れた土の匂い、泥がはじける感触。普段から泥だらけになってあそんでいる子どもたちも、いつもとは違う環境の中で、やりたいあそびをのびのびと楽しんでいました。
そんな中でも、ちょっとマットで休憩したり、ピロティーで雨宿りしながらあそんだりする姿も。
なかなか降って欲しい時に降ってくれなかった雨。子どもたちと天気予報の雨の知らせを喜んで降園したのに、翌日来てみたら一滴も雨が降らず…なんて日も。でも今回こうして子どもたちとやりたかったカッパでお外あそびを楽しめてよかったです。
何事もそうですが、できない理由を作るのは簡単です。でもそれより、できる理由、方法を見つける方がよっぽどおもしろい!ということで、雨でなかなか外あそびができないなら、カッパを着てあそんじゃえばいいじゃん!ということでこの活動に結びつきました。雨の中、思いっきり外あそびを楽しむなんて今しかできないことですよね。(いや先生たちは大人になってもやってますが…)友だちと一緒になってあそびを思いきり楽しみ、その中で自分らしく過ごす。ただのあそびです。でも子どもにとってはそのあそびこそが大きな成長の材料となります。これからもあそびを通し、子どもたちが今しかできない経験をたくさん積んで、のびのびと過ごす事ができるようにしていきたと思いながら共に過ごしています。
年長の保護者の方、カッパの準備ありがとうございました!いつも園での保育にご理解、ご協力いただき感謝です。
「お・ま・け」
「それにしても、なんでカッパ着てたのにあんなにシャツもパンツもみんなびしょびしょだったんだろうね~」と笑いながら話す年長担任たち。それぐらい思いきりあそんできたんだね!でも、結局濡れるならカッパってひつよu…