買い忘れ…ということで

先日、「お泊りのお買い物してきたけど、みんなのカレーのトッピング買ってくるの忘れちゃった。」と保育者が言うと、「じゃあみんなでかいにいけばいいじゃん!」という声が。そこで、自分たちでお泊まり保育のカレーにトッピングする食材を買いにいってきました。

スーパーについたら、グループに分かれてトッピングの食材を探します。スーパーに向かうバスの中ではあんなにハイテンションだった子どもたちも、スーパーに入ると気持ちを切り替えて、子どもたちで真剣に相談して買い物をしていました。そんな姿はさすが年長。

  

10人程のグループで、5つのお買い物をします。何を買うかは小さな写真が頼り。商品を見て、あぁでもないこうでもないと話し合いをする子どもたち。

  

中には他の商品に目移りし、気づいたらアイスを握っている子も(笑)でも、「おやつはかわないよ!アイスもたべたいけどかわない!カレーの材料かうんだよ。」なんて声も。

  

買い物をしながらも「はやく料理したいなぁ~」なんて声も聞かれ期待が高まっていることを感じさせられました。

  

さぁ無事、目当ての食材をみんな買うことができました。

  

そんなこんなで、子どもたちとお泊まり保育に向けてたくさんの準備を進めてきました。もちろん保育者がそう導く場面もありますが、できる限り子ども同士での話し合いの場を大切にし、子どもたちが主体となって進めていけるように、意識をしています。いよいよ明日はお泊まり保育!当日を思いきり楽しむのはもちろんですが、準備の過程の中で経験したことが、明日に、そしてこれからに必ず繋がってくることと思います。あそびの中で、「よる一緒に寝ようね」と子ども同士で約束をしていたり、カレーを作っていたり、川あそびをしていたりする自分の姿を描く子など…期待が高まっていることをいろいろな姿から感じさせられます。サークルで話をすると、「楽しみ!」という子がたくさんいるなか「ちょっと心配…」という子どもの姿もチラホラ…でもそうだよね。そんな子の気持ちにも寄り添いながら、最後にはみんなが心から「たのしかった!」と言えるお泊まり保育になることを願っています。

最後になってしまいまいたが、お買い物を快く受け入れてくださった地域のスーパーや地域の方に感謝です。

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