アドベントを迎えて…

昨日年長の子どもたちがバスに揺られてやってきたのは…

  

園のチャプレンでもある、室原牧師が牧師をされている挙母ルーテル教会にお招きをしていただきました。

初めて教会に行く子どもたちに「教会ってどんなところだと思う?」と問いかけてみると、「クリスマスの話をするところ」「学校?」「神様の話をするところ」など、様々な答えが返ってきました。

  

気持ちが高まり、バスの中では元気いっぱいに話したり、ふざけ合ったりする姿もありましたが、いざ教会に着くと、綺麗なステンドグラスに心奪われ、大きな十字架に驚き、その雰囲気に引き込まれている様子の子どもたちでした。牧師先生の話を通し、クリスマスや神様の話に触れる中で、とても集中して聞き入る姿が見られました。

そして礼拝後は牧師先生に教会やクリスマスについての質問をしました。「どうしてクリスマスツリーに飾りをつけるの?」「サンタさんはどうしてプレゼントをくれるの?」「ガブリエルさんって天使の中で一番エライの?」などなど…

その中ででた質問の一つ「にゅうこうってなに?」

ページェントの中で、3人の博士が宝物としてイエス様におささげする「黄金」「没薬(もつやく)」「乳香(にゅうこう)」。私たち保育者もどんなものかは知っていましたが、実物を見たことはありませんでした。それを牧師先生が見せてくれました。小さな袋に入った粉のような物。子どもたちは見ても「へぇ…」と案外無反応でしたがむしろ先生たちの方が「初めてみた!」と良いリアクションをしていた事は内緒で。

  

  

そして乳香は実際に火をつけて匂いもかがしていただきました。(あんまり甘くない綿菓子のようなにおい…?)

質問に一つ一つ丁寧に答えて頂き、子どもたちも興味を持って話を聞くとても素敵な時間を過ごすことができました。

  

飾られていた馬小屋の置物を凝視しる子どもたち。「これは博士で、これは羊飼いで…あれ?赤ちゃんイエス様がいない?」「……あ!だってまだクリスマス来てないもん!」今までの積み重ねから、クリスマスの事をよく理解している年長の子どもたちらしい会話でした。

  

初めて訪れる教会に興味津々、ワクワクドキドキだった子どもたちでしたが、いざ話が始まれば、集中して聞き、興味を持って質問もしていました。とても充実した時間を過ごすことができました。

幼稚園ではアドベント迎え、クリスマスを迎える準備を少しずつ進めています。今回の経験を活かし、クリスマスまでの時間も今まで以上に充実した時間となることを期待しています。また、機会がありましたら、挙母ルーテル教会にお邪魔して礼拝の時を設けられたらと思います。教会の方、室原牧師に感謝です。

 

 

 

「お・ま・け」

「ほらなんだっけ…ユーフォー?」「え、UFO!?」

違う違う!!にゅうこう!笑

 

「お・ま・け2」

ある子が気づいて「あ!しんすけ先生だ!!」

以前資格取得のため井上幼稚園に実習に来ていた、しんすけ先生は挙母ルーテル幼稚園の職員です。見つけるなり飛びつく子どもたち(すいませんでした…)

お見送りにまで来ていただき、子どもたちも「バイバ~イ!!!」別れを惜しむ子どもたちでした。子どもにも大人気だったしんすけ先生。また遊びにきてね!

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