花の日がありました

「おはようございま~す!」と元気に登園してくる子どもたちの中に嬉しそうにお花を持ってきてくれている姿が・・・

  

  

今日は花の日。花の日とはキリスト教の行事で「子どもの日」とも呼ばれ、6月の第2日曜日に教会に集まってたくさんの子どもたちのために祈る日とされています。また、多くの花が咲く時期ということから花を持ち寄って神様の恵みに感謝をし、子どもたちがその花を持って病院や施設を訪問するのです。井上幼稚園の子どもたちも沢山の綺麗なお花を持ってきてくれました♪「おばあちゃんちから持ってきたよ!」「近くのおばちゃんからもらった!」と教えてくれました。ご協力頂きありがとうございました!

  

みんなが揃うと、つながるーむに集まって花の日礼拝をします。真ん中には年中さんが作ってくれた花束が飾られ、少しいつもと違うつながるーむ。「きれいだね~。」と子どもたち同士で話す様子もありました。

礼拝が終わるとそれぞれがお部屋で花束やフラワーアレンジメントを作ります。年中、年長の子どもたちは好きなお花を自分で選び、役員さんにお手伝いをして頂きながら作っていきます。

   

(花をいけるのにこの近さ!!真剣さが伝わってきますね。。)

完成した花束を持って、年中さんから出かけていきます。

くるみ組は給食センターへ。いつもおいしい給食を届けてくださる方々のお顔を見るのは初めて!「いつもおいしいきゅうしょくをつくってくれてありがとう」と伝えることができました。

くすのき組は交番と園医のあかりさんへ。

「まもってくれてありがとう」

「いつもありがとう」

 

やまもも組は井上公園と消防署へ。以前からカプラで消防署を作って、とても楽しみにしていました。偶然、出動していく消防車や救急車に出会えて興奮する子どもたちでした!!

「いのうえこうえんをかしてくれてありがとう」

  

「いつもひをけしてくれて、たすけてくれてありがとう」

年中では行き先も子どもたちと話し合って決めていきました。中には「お手紙書く」と自分で渡す子の姿があったり、普段歌っている讃美歌でもより心を込めて届けようとする姿が見られたりと身近な方々に自分たちの言葉で日頃の感謝を伝えられるとても良い機会となりました。

 

年長はお花を持って福祉施設へ訪問しました。以前に一度訪問していたこともあり、歌をうたったり、ふれあい遊びをしたりすると子どもたちもおじいちゃん、おばあちゃんたちも良い笑顔に。「ながいきしてね!」と子どもたちからお花を渡すと、とっても喜んでくださいました。またこれからも遊びに行かせていただき、交流していきたいと思っています。

  

  

  

 

 

年少さんはというと、「おへやにきてくださーい!!」と職員室にお目当ての先生や運転手さんを呼びに来てくれました。(なんてかわいい!)

お部屋に招待されると、ふれあいあそびや体操を一緒に楽しみました!

  

(運転手さんも嬉しそう♪)(ひっつきもっつきで一生懸命ほっぺをくっつけています)

そして「いつもありがとう」と感謝の言葉と一緒にお部屋で作ったフラワーアレンジメントをプレゼントし、一緒におにぎりを食べて楽しい時間を過ごしました。

  

きいちごさんも、先生と一緒に作ったアレンジメントを、給食を作ってくださっている魚国さんとお世話になっている先生たちにお花を渡しました。

  

「 花の日」を迎えるにあたってそれぞれの学年やクラスで「いつもどんな人にお世話になっているかな」「誰にありがとうって伝えようか」と子どもたちと考える時間を設けてきました。子どもたちも自分たちで考えたからこそ綺麗なお花と一緒に、自然と「ありがとう」と言葉と共に気持ちを届けられる、そんな姿が見られました。身近な人たちのはたらきに気付き感謝をしたり、小さなことにも目を向けて感謝の気持ちをもったりすることは花の日だけでなく日々の生活でも同じことだと思います。今日の経験からまた子どもたちが日々感謝の気持ちを持ちながら過ごしていくことができるようお祈りやお話をする中で私たちも心がけていきたいと思っています。

子どもたちが持ってきてくれた花はどれも色や形は違います。花と同じようにひとりひとり顔も声も、心も違う子どもたち。ひとりひとりが違っているからこそ、大切な存在であるということもこの花の日という機会に子どもたちと共に感じそれぞれの個性を大切にしていきたいと思っています。

 

そして!最後になりましたが、朝早くから沢山のお手伝いをしてくださった役員の方々。役員の方々のお手伝いあっての素敵な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました!

            

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