園庭では毎日誰かしら泥だんごを作っています。そんな泥だんご、子どもたちからすると、なにより”さら砂”が命。さら砂の善し悪しでだんごのできも違ってきます。(ちなみにご存知の方も多いとは思いますが、さら砂とは「さらさらな砂」で人によっては”しろ砂”とも呼んでいますね。)
ということで、子どもたちは日々さら砂の採取やさら砂が採取できる場所の新規開拓に勤しんでいます。そして最近はこんなところまで…
玄関入口のマットの下。上手に足でマットを押さえてさら砂を集めます。ここはかなり純度の高いさら砂がとれるようで人気の採取場になっています。
しかし、こんな玄関のど真ん前で砂を集めていても、誰ひとり、邪魔とか、こんなところの砂とらないでなんて声をかけません。あそびの中で自分たちで考え、気付き、工夫し、のびのびとあそびが展開されている姿を見られることはとても嬉しい事です。大人から見たら、「玄関の前で」とか「靴から落ちた砂なんて」とか気になってしまう部分もあるかもしれませんが、邪魔になってないから大丈夫！手は洗えば大丈夫！もちろん安全面、健康面には日々気を配りながらもこうした、子どもたちが主体となって広げられるあそびの姿を頭ごなしに「だめ！」ではなく、温かく見守り、大切にしていきたいと思う瞬間でした。
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