わんだふる礼拝

年長では月に1回「わんだふる礼拝」といって3クラスみんなで集まって礼拝をしています。(学年だより「1だふる」からとって)普段は園長先生か担任が話をするのですが…

今日は見慣れない人が礼拝でお話をしてださいました。この方は幼稚園のチャプレンであり、月1回の職員礼拝でも職員に対して聖書や聖句の解説をしていただく、拳母ルーテル教会の牧師先生です。

クリスマスに向けて準備をしているということで、今日はクリスマスについて年長ならではの詳しい話もしていただきました。その中で、年長の子どもたちならほとんどの子が答えられる3人の博士の贈り物「黄金」「もつやく」「乳香」ですが、「こんなもの」というのは保育者も知っていて話をするのですが、実際には見たことがない人がほとんどです。

  

ということで、今日は実際の乳香を持ってきていただき、火をつけて香りもかがせてもらいました。

「くさ~い!」「れもんみたいなにおい!」「あまいにおい!」など意見は様々。(もともと木の樹脂で柔らかくほのかに柑橘系?のような香りがします)

その後はせっかく牧師先生が来てくださっているので、クリスマスについての質問を子どもたちがしました。時間に限りがあり、3人の子どもにしか聞けませんでしたが、写真のようにたくさんの子どもたちが手を挙げてくれました。出た質問は「サンタさんは本当にいるの?」「なんでプレゼントがもらえるの?」「イエスさまが生まれた日にちはいつ?」などでした。

  

礼拝が終わり、部屋に帰るとある男の子が「なんであててくれなかったの!?」とちょっと怒り気味。なにが聞きたかったの?と聞いてみると「クリスマスってツリー飾るけどなんでツリーなのかききたいかった!」と話をしてくれました。(ちょうど昨日お配りしたクリスマスのおたよりにもそんなことが書かれていますので、ぜひご家庭でも話をしてみてください。

今までの積み重ねもあり、いろいろなことが理解できるよになった分、いろいろな疑問や発見、気づきがあるクリスマスの準備の期間となっています。そんなことを子どもたちと一つ一つ話をしながら、今まで以上に充実したクリスマスの期間を過ごしていけたらと考えています。子どもたちのクリスマスへの気持ちや活動はすでに動き始めています。クリスマス祝会当日の姿だけではなく、準備の期間の姿や声も大切に過ごしていきたいです。

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