冬のご馳走

くわの実、びわ、かりん、みかん、ブラックベリー、栗など幼稚園には食べられる植物が多く植えられています。

そして冬のこの時期にも子どもたちが楽しみにしているご馳走が。

  

外あそびでは毎朝多くの子どもたちが探しているこれ。

そう、クルミです。これ「ぺカン」という種類のクルミでよくクッキーや焼き菓子の上にのっているあれです。(実はナッツ類で正式名称は「ピーカンナッツ」)

  

自然に落ちているものもありますが、これだけの子どもたちが手に出来るほどは落ちていないので、近くを通りかかった保育者にボールを持っていって「なげて~!」と頼む子の姿も。高~い枝めがけて先生たちが一生懸命ボールを投げているのもこの時期の風物詩になっています。他にも屋根に上って長い竹を使ったりしてくるみを落とすと…

こどもたちはキャーキャー言ってクルミを拾っています。

  

それをくるみ割りの丸太の上で割ると…

こんなクルミが出て来てこれをほじって食べています。これが結構クリーミーで美味しいんですよね!幼稚園の冬のご馳走、機会がありましたら是非ご賞味ください。

そしてくるみは一人一日一つ!と約束をしていますが…中にはスモックのポケットにたんまり隠し持っている子も。わかるよ、美味しいもんね。でもたくさん食べたい!という気持ちをぐっと抑え、まだくるみを持っていない友だちや小さい子に配ってくれる子どもの姿も。こんな日常の姿からも分かち合いや他の友だちに対しての優しさなどが芽生えていってくれるタイミングになっています。

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