ぼくたちどんぐりまっちょマン

外あそびのピロティーに人だかりが。

  

持ってきたどんぐりに穴をあけて、こんな材料を準備して出来たのが…

どんぐりマッチョマン!(年中と年長で「まっちょマン体操」が流行っているので、そこからきました)

  

どんぐりにあけた穴に針金を通すのが難しので年中、年少の子どもたちは保育者がお手伝いしますが、年長の子どもたちは頑張って自分でくみたてます。

  

そして色を塗ったら…

  

自分だけのまっちょマンの完成!!

    

毎日作りに来て、まっちょマンの友だちを作ったり、中には「うまれたばかりのあかちゃんにプレゼントする!」なんて子も。

幼稚園にはクヌギ、あべまき、コナラなど数種類のどんぐりが植えてありますが、まっちょマンを作り始めてから、みんなが拾うので見つけるのに苦労するようになりました。すると今日は一人の女の子が休みの日に拾ったどんぐりを持ってきてくれました!!ありがとう!

こうした自然物を使ったあそびや製作を通して子どもたちは自然と季節の移り変わりや自然の変化に気付くことが出来ると思います。またこんな針金と木の靴を履かせただけの人形でもみんなまったく違った物になります。それは自然が画一ではないから。丸いのも、小さいのも、太っちょのも、細長いのも…みんな違ってみんないい。できたまっちょマンを嬉しそうに見せ合う子どもたち。「差」ではなく、「違い」を認め合い、多様性を受け入れてその違いを楽しめる、そんな人間に育っていってほしいなと願っています。そんな多様性を感じるのに自然はこれ以上ない教材だと考えています。これからも身近な自然をあそびに取り入れながら子どもたちと過ごしていきたいです。

13