命の授業を行いました。

卒園式を2日後に控えた日にあかね医院の助産師さんを講師としてお招きし、“命の授業”を行いました。例年は学年全体で行っていますが、今年はコロナ対策によりクラスごとに分かれて行いました。

  

黒い紙が配られ、光を当ててみると針で明けたような小さい穴が!!「命が誕生した最初の頃はこんなにちいさかったんだよ」と教えてもらうと「ちっちゃい!」「見えないくらいだね!」などと驚きを口々に話す子どもたち。

その後お母さんのおなかの中で少しずつ大きく成長する赤ちゃんの大きさも教えてもらい、実際にだっこしてみました。「だっこ“らくしょう”♪」と妊娠初期の赤ちゃんを抱っこする子と対象に、出産間近の赤ちゃんを抱いた子は「おもっていたよりおもかった」とつぶやく姿も見られました。

  

そして、どのように赤ちゃんは生まれてくるのか、劇を通して学びました。子どもたちも少し参加させてもらい、苦しむお母さんを団扇であおいで出産のお手伝い!

 

赤ちゃんが生まれると自然と「うわぁ~!」「おめでとう!!」と歓声が上がりました。

 

他にも「あかちゃんはお母さんのお腹の中でおしっこをするでしょうか?」などクイズ行いながら、楽しく命の誕生について学ぶことができました。

  

そして、最後はお母さんのお腹の中から長いトンネルを通って生まれたことを再現した“命のトンネル”を体験しました。自分が生まれた時と同じようにトンネルを向けると大好きなおうちの人が待っていてくれます(^^)子どもたちは照れながらも、おうちの人が待っているトンネルの先へと足を進め、最後は抱きしめてもらい嬉しそうな表情を浮かべていました。

     

卒園を意識して過ごす中で、今までたくさんの人たちに支えられて大きくなれたことをサークルなどで分かち合ってきました。今回の命の授業を通し、自分たちがどれだけ愛されて生まれてきたか、生まれた時におうちの方がどれだけ嬉しかったか、保護者の方と一緒に振り返ったり、実感したりする豊かな時間になったのではないかなと思っています。これからも今回のことを思い出しながら、自分がたくさんの人に愛されていることや、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていってほしいなと思っています。

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