収穫感謝祭2021

11月26日、幼稚園で収穫感謝祭を行いました。私たちが当たり前に毎日食べているご飯は、自然の実り、神様の恵みにより、頂くことができています。そしてお米や、野菜、果物、肉等を大事に育てる人、調理する人、様々の人の力によって食べることができます。今日は収穫できる喜びと感謝をし、『わかちあい』を『食べる』という事を通して考えていきます。

子どもたちは実際に目にする豚汁に期待が膨らみます。朝から火を起こし、大きなはそりが3つも並んでいると、「何してるのー!?」「とんじる!?」と足を止め、まだ水をわかしているだけでも、子どもたちの目はくぎづけです。

鍋に野菜が入り、味噌が入り、豚汁がどんどん完成していきます。料理が出来上がっていく過程を見るというのもとても大事なこと。大人が真剣に何かをするのって、子どもは見ているだけで楽しいものです。

     

そしてつながるーむで収穫感謝の礼拝をします。今年度、初めて全学年がつながるーむに集まりました。少しづつ緩和してきているコロナウイルスですが、感染症対策にマスクを着用し、換気をしながら行いました。

 

机いっぱいに並べられた野菜と果物。これは、買ってきたものもあれば今朝、畑で穫れたものもあります。一つずつ園長先生が見せてくれ、「にんじんすき!」「だいこん大きいね!」と子どもたちから聞こえてきました。小松菜は難しかったようですが、そこは年長の女の子が知っていて「お~!」という声も。楽しく食べものと触れ、この収穫と恵みに感謝をし、讃美歌『やまのかんしゃさい』をうたいます。そして最後に神様に『ありがとう』を伝えました。

 

礼拝が終わるころには豚汁はできあがり、各クラスへと分けられます。年少~年長はもちろんのこと、きいちごぐみとのいちごぐみ、今日来ているひだまりの方々にも振舞われました。「わけあう」ということを”みんなが食べれて”、そして”みんなとたべれて嬉しい”という気もちから、子どもたちに伝わったのではないでしょうか。

 

こういった時期で、例年のように子どもたちが手伝って調理をするというのが難しくなっています。しかし、見たり、聞いたり、そして食べることでも子どもたちはこの感謝祭に参加していて、思うところはあったと思います。今日もこうして皆と楽しく、おいしく食べられることに感謝します。

 

 

 

 

 

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