もちはつけないけど、おもちつき!

もちごめど~っちだ?

  

ということで、今年もおもちをつくことはできませんが、日本の伝統として少しでももちつきを感じてもらえればということで、前日からもち米と普通のお米との比較や、絵本などを通してみんなでもちつきの話をしてきました。

そして今日の園庭では…

  

おもちつきごっこが行われていました。(おもちの代わりは白いタオルです)

  

かわるがわる子どもたちがもちつきごっこを楽しんでいたのですが…

先生が何も教えなくとも返し手をする子どもが!「みたことある!!」そうで、タイミングも返し方もめちゃくちゃ上手!

さらに、雪をバケツに集めて来て、返す前にバケツに手を入れて返すような姿も。(本当の返し手もおもちが臼にくっつかないように、手に水を付けて行います)

よく見てるね~!すごい!先生が何もせずとも、道具を置いておいただけでとっても本格的なおもちつきごっこが行われていました。

  

  

それと並行して園庭のたき火スペースでは雑煮づくりに大忙し。カマド5台フル稼働でお雑煮を作っていました。

そして自分たちでおもちは付けませんが、少しでも自分たちでおもちを作る雰囲気を味わってもらいたいのと、おもちができる過程を知ってもらいといとう思いで…

  

1人一握りずつ、もち米を渡し、自分の手でこねてミニおもちを作りました。

  

こねるほど感触が変わっていくもち米。しっかりこねた子は…

こんなのびるおもちが!!

  

  

その後はお雑煮、きな粉もちを一個ずついただきました。

コロナ渦やそもそもお餅が喉に詰まるリスクがあるといった理由で、おもちつきやお餅を食べる園はとても減っています。しかし日本の伝統文化をこうしてみんなで美味しく、楽しく感じることはとっても大切な経験だと捉えており、今年もみんなで食べることができてよかったです。お手伝いを予定していた保護者の会のお母さん方やOYAGIの会のお父さん方もありがとうございました。幼稚園の3年間の中で1回は従来のおもちつきを体験させてあげたい!と言う思いなので、来年はコロナウィルスの状況も落ち着き、例年通り行える事を願うばかりです。今年もお餅は幼稚園近くの井口製菓さんにお願いをしましたが、大きさの相談にも乗っていただき、数が多くて大変だったとは思いますが、出来立てのおいしいお餅を届けて頂いたことに感謝です!

またご家庭でも今日の話をしてみてください。

 

 

 

 

「お・ま・け」

残ったお雑煮は保育が終わった後、職員室でも美味しくいただきました!

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