金曜日は井上幼稚園の「花の日」がありました。花の日は普段お世話になっている人に改めて感謝の気持ちをもって、お花を贈る日です。
子どもたちが家庭にあった花を持ってきてくれて、それを役員さんたちが分けてくれました。
とてもたくさんの花が集まり、みんなで花を囲んで礼拝の時を持ちました。
実はこうして全園児で集まるのはコロナが流行してからは行っていなかったので、数年ぶり!こうしてみんなで集まって、礼拝の中では心をそろえて讃美歌を歌ったり、お祈りをしたりしましたが、250人の心が揃った歌声に少しウルっと来てしまった職員も。
そして持ち寄ったお花を使って、各クラスでアレンジメント作りをしました。
一人一本ずつを真剣に選んで役員さんにお手伝いしてもらいながらさしていきます。
のいちご組
きいちご組
乳児も年齢に合わせてそれぞれができるアレンジメントづくりを楽しみました。
そしてアレンジメントができると幼児はそれぞれに考えた人たちにお花を渡しにいきました。この日を迎えるまでに「花の日ってなんだろう?」というところから、普段お世話になっている人はどんな人がいるかな?とみんなで考え、花の日に花を渡しに行く相手も子どもたちが決めました。
年長めじろ組はお米を作ってくれる「ハッピー農産」へ
年長うぐいす組はサッカーを教えてくれた「グランパス」へ。グランパス君も駆けつけてくれました!
年長ひばり組はハッピーデーなどでグラウンドを貸してくれる「井上公園」へ
年中くすのき組は内科検診もしてくれた園医の「あかり浄水こどもクリニック」へ。
年中くるみ組はいつもみんなを守ってくれる警察官に渡すために「猿投交番」へ
年中やまもも組もみんなを守ってくれる消防士さんに渡すために「豊田北消防署」へ
そして年少は身近な人ということで、園で働いている先生たちに渡して、その後は一緒にゲームをしたり、体操をしたり、おにぎりを食べたりしました。
ただ花を渡すだけではなく、この日まで子どもたちとたくさん話をして準備をしていた花の日です。その積み重ねが、いろいろな人に感謝の気持ちを持ったり、いろいろな人の支えや助けの中で生きているということを実感し、自分自身も人の手助けをできるるような意思を育んでいく土台になってくれればと願っています。
そして最後になりましたが、これだけの花を扱った花の日は役員さんたちのお手伝いがなくしては絶対に行うことができません。私たち職員もこの花の日を通して、改めて私たちに力を貸してくれる大きな存在に気づき、感謝の気持ちを持つことができる機会にもなっています。役員さん方お手伝い本当にありがとうございました。