さをり

今日は手織りひろばポースケの方が井上幼稚園に来て、「さをり」の体験をさせてくださいました。

幼稚園でもさをりをつかっているところがあります。みんなが毎日見ているココ。こひつじノートにシールを貼る机です。ここには聖書を置いたり、季節の自然物を置いたりしています。

  

をりとは…老若男女、障がいの有無、また国境をこえて、全ての人が平等に楽しむことができる手織りのプログラムです。現在、全国に15.000人以上の人が「さをり」を楽しみ、全国に60の「さをり会」の仲間がいます。「さをり」を導入する団体・施設も1500をこえ、海外でも32か国で取り組まれているそうです。

子どもたちは初めて見る織り機に興味津々でおにぎりを食べ終わると早速集まってきました。好きな糸を選ぶと椅子に座って順番待ち。「まだかな~。」「あと何人??」と自分の順番が来ることを楽しみに待っていました。年長さんは、少し説明してもらうと理解して自分ですすんでやっていく子もいました。また、織り機を見て「これ、ポシェットみたいだね~。」と今頑張って作っているポシェットとさをりを重ねる子もいました。

  

  

  

  

  

ふと保育室を見ると誰もいない!!!それだけ子どもたちはさをりに釘付けでした。

とても楽しい時間はあっという間。帰る時間になると「また絶対来てね!!」、そして、中にはどうしてもやりたくて泣けてしまう子がいるほどでした。最後に、子どもたちが作ったさをりをくださいました。幼稚園に飾りたいと思います。また、幼稚園にきたときに探してみて下さいね。

最後にポースケとは、ノルウェー語で復活祭という意味です。さをり織りを通して誰もが元気に“復活”してほしいという願いと、誰もがホッとできる居場所づくりを目指して活動している団体です。今日はとても楽しく貴重な体験をさせてくださり、子どもたちはもちろん、保育者も楽しませていただきました。ありがとうございました。

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