あかちゃんが産まれるって…(年長)

年長では「あかね医院」という豊田市にある産婦人科の助産師さんをお招きし、「命の授業」を行いました。

命の授業では…

  

赤ちゃんが生まれてくるまでのクイズをしたり、実際の大きさ、重さと同じ赤ちゃんの人形をだっこしたり…

  

お産の劇を見たり(周りでうちわであおいだり、応援をしてくれています)

産道体験では、産道に見立てたトンネルをくぐって、保護者の元へ産まれてくる体験をしたりしました。

  

トンネルから出てくると、親子共に嬉しそうに抱き合う姿がとても印象的でした。赤ちゃんの時もこうして頑張って産まれてきたんだね。

またすでに体験が終わった子も、自然と手伝いをしてくれたり、応援してくれたりする姿はとても微笑ましく、今まで一緒に過ごした友だちだからこその姿だと感じました。

黒い画用紙にあいた光にかざさないと見えないほどの小さな点。これが赤ちゃんの元の大きさ。みんなここからこんなに大きくなったんだね。

産道体験で向かいの保護者に「いまからいくよ~」

 

井上幼稚園ではもう10年ほど、卒園式の直前で、この「命の授業」を行っています。幼稚園での生活の中でたくさんたくさん成長をしてきた子どもたち。目に見える部分もあれば、気づきにくい小さな成長もたくさんあるでしょう。卒園をまじかにして、生まれてきたルーツ、赤ちゃんだったころを思い出す中で、子どもたち、保護者、保育者とみんなで、より一人ひとりの成長を喜びながら幼稚園の卒園のタイミングを迎えてほしいという願いを持って行っています。

明日はいよいよ卒園式です。笑顔が溢れ、たくさんの喜びを持って過ごすことができる一日になることを願っています。

 

 

「お・ま・け」

うぐいす組担任も産道体験。難産なようでなかなか産まれてこれず…最後にはみんながお手伝いして引っ張り出されていました。笑 先生もこんなに大きくなったんだね!

 

 

10