あおむしは蛹になって何日も眠りました。それから蛹の皮を脱いででてくるのです･･･。
「あっ！ちょうちょ！」外あそびから戻ってくると観察ケースの中にはアゲハ蝶がいました。子どもたちだけでなく、私たちもその神秘的な姿に目を奪われます。アゲハ蝶なんて見慣れているはずなのに、どうしてこんなにも感動的なのでしょう。
いつまでも見ていたいくらい美しい姿ですが、このままでは自由に飛び回ることもご飯を食べることもできない。そんな姿を慮り、子どもたちから「だしてあげて」と声が上がりました。
ちょうちょはお外に逃がすことにしましたが、あおむしからサナギ、ちょうちょへと変貌していくその姿を見れてことはきっと子どもたちにとって貴重な体験となったことと思います。また保育者にとっても感動的な体験を子どもたちに伝えたい、生き物を大切にするということを感じてもらえたと思います。
5
