先日うさぎのみみちゃんがお亡くなりになりました。
14歳だったみみちゃん、これ人間換算だと実に98歳!!本当によく生きてくれました。
亡くなった翌日、最後のお別れで玄関の前にスペースを作ると、入れ替わり立ち代わりで子どもたちが挨拶に来てくれました。
「げんきでに」「ありがとう」
「ばいばい」「まだおきないの?」
死という子どもたちにとっては少し難しいことですが、保育者が特に何をいうわけでもなく、子どもたち一人ひとりが考えて、みみちゃんに声を掛けてくれる姿には心があたたまりました。
中にはお手紙を書いてきてくれる子も。みんなでみみちゃんとのお別れができて良かったです。
命の尊さ、大切さその存在の大事さを感じるのは、皮肉なことに命が亡くなった時が多い機会です。 普段からかわいがることももちろんですが、こうした死の瞬間に出会うのも、子どもたちにとっては大切な経験だと思い、生き物が亡くなった際はこうしてお別れのタイミングを作っています。この時に保育者が何か教えたり、感情を押し付けるのではなく、それぞれの中で感じること、思うことを大切にしたいと考えています。この経験が子どもたちの心を育んでくれることを願っています。
そして14年という本当に長い間、子どもたちを癒し、楽しませ、幼稚園の仲間として過ごしてくれたみみちゃんに感謝です。天国でも幸せに、そしてちょっとゆっくり過ごしてね。
(おまけ)みみちゃんの子どもはひまちゃんとキャンディです。彼らもすでにおじいちゃんだけど命を繋いで今も子どもたちを励ましたり癒してくれています。長生きしてね。
そして、幼稚園の子どもたちを見守ってくれたみみちゃん本当にありがとうございました。みみちゃんを偲んで過去のブログ記事をお楽しみください。
(みみちゃん大脱走)
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(うさぎの赤ちゃん)
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