年長の子どもたちが先週からクラスごとに日を変えて、田んぼに集まりました。そして…
田んぼにはいりました!「うわーヌルヌル!!」「へんなにおい!」「つめた~い!!」
最初は様子見で恐る恐るだった子どもたちも、先生をたおせー!という感じで次第にダイナミックに。
気づく頃にはみんな泥だらけに!すてきな姿!
中には寝転がって泥パックを楽しむ子どもたちも。
板に向かって泥だんごを投げたり、どこまで寝っ転がれるか競争したりとクラスごとに田んぼの中でいろいろな楽しみ方をしました。
もちろん中には、感触などが嫌でなかなか入れない子どもも。(そりゃそうだよ!)でも純粋に「きもちわるい!」と感じる経験もとっても大切。また、なんに関してでもそうですが、できた、できなかったではなく、みんなと一緒に過ごした経験の積み重ねが今後に繋がっていくと考えています。
そんなこんなで、大体くぎりがついたところで、順番にシャワーを浴びていくのですが…まだまだあそびたくてなかなか出てきてくれない子どもも。(大人も…)
そんな年長の泥あそびでしたが、これ、たんの泥あそびではありません。というのも、おたよりでもお知らせしていますが、年長は一人ひと苗ずつお米を育てています。このどろんこは、そのお米を植えるための”みんなの田んぼ”です。田んぼの土と新しく入れた肥料の攪拌、石や木などの除去といったことを目的に行っています。泥あそびはあくまでその延長です。自分たちで一から食べ物を作る経験から、食べ物を作る大変さを知り、その中で、改めて自分たちが食べさせてもらっていることへの感謝へと繋がるよう、これからもみんなでお米作りをしていきたいと思います。やってみてできた結果や形だけではなく、その過程の中で、いろいろなことを考え、学んでいく力のある年長の子どもたち。お米ができた!やったー!!だけではなく、様々な成長へと繋がる発見や学びの経験を積み重ねていってくれることを期待しています。
最後になってしまいましたが、いつもお洗濯ありがとうございます!また近いうちに田植えもありますのでよろしくお願いします。
「お・ま・け」
ぼくたちもいれてよ!と言わんばかりに、子どもたちがいるところにはとりあえず突っ込んでくる、幼稚園のかまってちゃん動物のお二人です。