動物愛護教室がありました

今日は年長の子どもたちに動物愛護教室をするために、豊田市役所保健衛生課から職員の方が来てくれました。まずは「ひっかきうさぎ」のお話を聞きました。

  

  

ある幼稚園でのお話。子どもたちのことをひっかいてしまったうさぎが”ひっかきうさぎ”として、一羽だけ別の小屋の中に閉じ込められてしまいます。しかし本当はみんなとあそびたいだけ…こわいよ…さみしいよ…そんなうさぎの気持ちに気づいて最後はみんなで優しく接してあげる。というお話。うさぎを4羽飼っている幼稚園としてはとっても身近なお話でした。

  

そんなお話を聞いたあとは、うさぎについてのクイズ!「どんな場所が好きでしょう」「得意なことは?」「好きな食べ物は?」

元気に手を挙げてクイズに参加する子どもたち。

写真や絵を使ってとってもわかりやすく、そして楽しくクイズをしていただきました。その中で、新しい発見や気づきがたくさんあったはず。

  

そしてその後はなかなかできない体験。心音が聞こえる機械を持って来てくれました。まずは年長の友だちが前にでて、小さいマイクを胸に当ててみると…心臓の音が聞こえる!!ということで次に登場したのは幼稚園のうさぎのヒマちゃん。ヒマちゃんにもマイクを当てて…音が聞こえる!!静かにしてヒマちゃんの心音を聞く子どもたち。人間よりもウサギの心臓の方が早いんだね。命を感じる時間となりました。

 

親子遠足(見て)→いちご動物園(関わって)→自分たちでお世話をしてみて(知って)→動物愛護教室(深めて)と一歩ずつ段階を踏みながら、生き物と関わりを深めていっている子どもたちです。今日の経験から、また一歩進んで、ただただ”さわりたい!””関わりたい!”というだけではなく、生き物の気持ちも考えながら明日から関わってみたり、お世話をしてみたりする姿も変わってくることと思います。そんな姿を大切にこれからも見守っていきたいと思います。

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