(お・ま・け)ちょっとお話

聞いたことはあるけど、実は内容をよく知らない…ってものってありますよね。ということで、今日は幼稚園でも名前は少しずつ馴染んできた預かりの時間「はこぶね」の元となる「ノアのはこぶね」のお話。

神さまはたくさんの生き物をお作りになりました。そしてそれをお世話する立場として人間をお作りになりました。人間はあっという間に、世界中に広がり、どんどんと数が増えました。そうなるにつれて、人間は神さまへの感謝を忘れ、争いや盗み破壊を繰り返し、互いに傷つけ合いました。

そんな世の中を心配しながら見守っていたノアさん。ノアさんは常に神さまに祈り、感謝の気持ちを忘れませんでした。そんなある日、神様から「大きな船をつくりなさい。そのうち、大洪水がきます。」とお告げがありました。ノアさんはそのお告げを守り、家族と一緒に大きな方舟を作りました。周囲の人間は「なんの役にたつのか」とノアさんを馬鹿にし、相手にしませんでした。

そして雨が降り始めました。雨は振り続けました。完成した方舟にノアさんはあらゆる動物の”つがい”を1匹ずつ船に載せ、すべての動物とノアさんの家族が乗り終えるとその扉を閉めました。

次第に雨が強くなり、水が大地を、家を、人々を飲み込みました。

方舟はあてもなく、荒れた洪水の上を進みます。雨は40日続きました。すべての陸地は水の下に沈んでしまいました。

雨がやんでから、ノアさんは1羽の鳩を空に放ちました。「陸地を見つけてきておくれ。」しかし鳩はとまるところがなくすぐに帰ってきてしました。

また7日後、ノアさんは再び鳩を放ちました。すると鳩はオリーブの枝を加えて戻ってきました。水が引いて陸地がでてきた証拠です。また7日後、鳩を放つと今度は戻ってきませんでした。

そして方舟も陸地につきました。そこで扉を開けると中の動物たちは陸地に飛び出していきました。

ノアさんとその家族は神さまに感謝をし、お祈りをしました。すると「生き物を水で流すことはもう二度としない。その約束として空に虹をかける。これは私とあななたちとの約束の印である」と言われ、空に虹をかけました。

というのが、「ノアの方舟」のお話です。そしてなぜこのお話をしたかというと…

夏休み中の保育(夏のはこぶね)のクラス名をずっと使えるものがいいね、ということで職員で考え決定しました。

  

  

クラス名は「はこぶね」の繋がりから、「はと組」「おりーぶ組」「にじ組」となります。そうした繋がりも絵本を通して子どもたちに話をしています。親しみを持って呼んでもらえたら嬉しいです。

    

そしてそのクラス名の看板を早速芸術士のイバちゃんが作ってくれました!夏のはこぶねを利用されない子どももいますが、よかったら覚えてください!

 

 

 

「お・ま・け」

おたよりの挿絵や、外部への広告の作成だけではなく、子どもたちの製作活動や保育補助など、マルチに活躍してくれているイバちゃん。なかなか見かけるタイミングは少ないかもしれませんが、よかったら声をかけていただけたら嬉しいです!

そんなイバちゃんに「ブログに載せるから何かメッセージちょうだい。」と頼んだところ30分くらい「えー…」「う~ん…」となかなか出てこない…真面目か!?そこへ園長の「芸術性に富んだメッセージが溢れるかな?」という追い打ち。結果的に…何も溢れませんでした。(笑)イバちゃん曰く「芸術もコメントも、現実は2週間ぐらいそれだけを考え込んで出てくるもので、溢れてはこない」そうです。ということで搾り出したコメントが「イバちゃんも夏の宿題(パンフレットづくり)頑張からみんなも夏休み楽しんでねー」でした。そんなイバちゃんに是非声をかけて(イジって)あげてください!

 

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