最後のハッピーデーに向けて…

いよいよハッピーデーまであと○日!と毎日子どもと話すように、年長にとって最後のハッピーデーの日が近づいてきました。これまでたくさんの準備や話し合いをしてきましたが、担任がいつも心がてきたことは今で以上に「子どもが主役!」ということです。

ご家庭でも子どもから「はこつみ」なんて言葉を耳にするのではないでしょうか。これは言葉の通り、箱をどれだけ高く積めるかの競技なのですが、最初はこんなに小さな箱でクラス内の6人程のグループ対抗のあそびからはじまりました。

  

最初は子どもの腰ぐらいの高さぐらいだった箱つみが、子どもたちのもっと高く積みたい!という意欲から、箱を作り、飾りつけをし

次第に高さが増していきました。最初はクラスの中で対決をしていたのも場所をつながるーむに移して…

  

クラス対抗に!大きさの違う箱に四苦八苦しながらも、協力して、声を掛け合って進める姿はさすが年長です。そして雨でなかなかいけませんでしたが、今週になってついに場所を井上公園に移して挑戦!外でやると風という大きな敵にまた子どもたちも試行錯誤しながら奮闘!

  

そんな箱は親しみを持って、あそびの中でも使われていました。

  

竹取は実は年中だった昨年度、年長と対決をしました。そして結果はもちろん惨敗…

  

その悔しさからか、年長になった当初から「竹取やりたい!」なんて声も聞かれ回を重ねるごとにより白熱した戦いを見せてくれています。(↑昨年度の写真)

  

そしてリレーでは初めて年長にってやってみたのが一学期。最初は逆走するは、バトン持たずに走りだすは、ころぶは、列がぐちゃぐちゃになって次の走者がわからなくなるは…などなど、大混乱のスタートとなり、担任も笑えてしまう程でした。それが、今ではどんな姿になったのか、ぜひハッピーデー本番の姿をお楽しみにしてみてください。

  

はこつみは新い試みとなりますが、リレー、竹取りは年長の毎年恒例の競技となっています。

  

ではその決まった競技の中で、いかに「子どもが主役!」で進めていくのか。それはやっぱり話し合いの時間だと考えています。3競技とも、実際の練習や準備はもちろん、それと同じぐらい、クラスで話し合いをし、子ども同士で作戦を考え過ごしてきました。リレーでは「速い子がおんぶすればいい!」なんて突拍子もない意見が出たりもしますが、声を出し、思いを出し話し合う経験がより、「自分たちで勝つんだ!」という自覚と責任に繋がり、とても意欲的に参加する姿が見られています。

kokoromiやハッピーデーニュースの中で、ハッピーデーに向けての姿や思いをお伝えしている上で、なぜ改めて記事にしたかと言いますと…ハッピーデーニュースが今週金曜日発行で第3号となり、各担任が1号ずつ書いたのですが、3人に共通する思いは…「300文字じゃぜんぜん足りない!」。まだまだ伝えたい姿、見せたい姿がたくさんたくさんあります!ハッピーデーは始まってしまえばあっという間に終わってしまうことと思いますが、当日を迎えるまでたくさんのドラマがあり、その中で成長してきた子どもたち。ぜひその時の目の前の姿はもちろん、それまでの過ごした時間を想像しながら最後のハッピーデーを思い切り応援していただけたらと考えいます。

いよいよ競技ができるのも明日の園内ハッピーデーと本当のハッピーデーの2回のみ。廊下に掲示され、毎日子どもたちが気にして見ている、一学期からの結果を残している対戦表にはどんな結果が刻まれるのか。楽しみにしています。ハッピーデーを迎える前に、ご家庭でも話しをしてみてください。

 

 

 

「お・ま・け」

いつもは井上公園まで歩いていく年長の子どもたちですが…

さすがに大きな箱を持って歩くのは危ないのでバスに乗って移動。ぎゅうぎゅうで箱のやり場がなく頭の上で持つ子も。40秒でつくから我慢してね!

10