朝のそとあそびで、いつもはない机が置いてあり、その上には何やら材料などが並んでいます。
そうなると、特に声を掛けなくても自然と集まってくる子どもたち。「なにしてるの~?」
袋をのぞいてみると、「きのこな?」「すな?」と見慣れない粉が。
これを容器に移して、唐辛子、こんぶを入れて…
塩の味見をして…
こねこね。ということで、今日はぬか漬けを作るためのぬか床を作りをしました。
いつの間にかこんなにたくさんの子どもが集まり、みんな興味深々。
そして捨て付けをするために年長の小さい大根をとってきて
洗って、早速ぬか床の中にいれました。これでしっかり醗酵してくれるかな?
最後にしっかりとお布団を掛けてあげて、おやすみなさい~。これでうまくぬか床が出来たら、来週から年長の大根を漬けて食べたいと思います。自分たちで小さな種もみから育て、脱穀、もみすり、精米と苦労してお米をおいしくいただいた年長の子どもたち。その経験の中で、ぬかも見ていたので、せっかくならそれも味わってもらいたい!ということで、ぬか床を作りました。ぬか床づくりには一部の年長の子どもたちしかいませんでしたが、各クラスのサークルにて実際に米ぬかを見ながら話をしました。いろいろな形で余すことなく、そして自分たちで育て調理し、食べ物を頂く。そんな経験から、改めて食べ物をつくる大変さや、食べられる喜びを感じ、食べものの大切さや食べられることに感謝する心を育むキッカケとなってくれたら、と考えています。
とりあえず、しっかりとぬか床ができるように、愛を持って、毎日しっかりと混ぜたいと思います。どんなぬか漬けができるかな?お楽しみに~
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