消防学習センターに行ってきました!

先日、年中さんと一緒に交通公園へ行き、色々なことを学んできた子どもたち。今日は年長だけで消防学習センターへ行き、防災について学んできました。

着いたらまず、消防車を見せていただきました。大きなはしご車の前で記念撮影!かっこいい消防車に興奮して子どもも先生も思わずこのポーズ。このはしご車は35メートルもあり、ビルの10階ぐらいまで届くことを教えてもらい、「えー!」「すごーい!」とびっくりした様子の子どもたちでした。

  

中に入ると、早速体験コーナーへ。

まずは強風体験から。大きな台風が来た時を想定し、風速30mの風や、雨や枝などに見立てたスポンジが風に飛ばされてきます。ほかの子が体験しているのを見て、「よければいいんだよ」と意気込んでいた子もいますが、避けられるはずもなく…想像以上の風の強さに立っていること、帽子が飛ばされないようにおさえることがやっとでした。

   

続いては地震体験。正面の映像に合わせて床が揺れ、震度5までを体験しました。

  

最後は火災体験。火事が起きた時、煙に覆われた迷路のような薄暗い通路を歩きます。しかし、中は複数の部屋に分かれており、また開く扉と開かない扉があるため、開く扉を探しながら出口を目指します。体験している時は施設の方に教えてもらった通り、鼻と口をおさえて、低い姿勢で取り組んでいました。少し強張った表情の子も多く、出口を見つけた時には「あーたすかった!」と表情が和らぎ、それほど真剣に取り組んでいたことを感じました。

  

時間が少し余ったため、施設の中を自由に見せていただきました。震災に関するクイズや119番通報のシュミレーション体験をしたり、地震が起きた後のリビングルームを見てみたりと、様々な視点で子どもたちも震災の怖さを感じました。

   

今までも、サークルの中で阪神淡路大震災や東日本大震災の話をしたり、避難訓練をしたりする中で震災の怖さ、震災が起きた時の対応の仕方を伝え、子どもたちと様々に考えてきました。しかし、今日実際に体験したことで、子どもたちひとり一人が感じたことをみんなで共有し、より震災について深く考えていけたらいいなと思っています。

お・ま・け

消防車を見に行った時に「え、しょうぼうしゃのれるの!?」と目を輝かせた子どもたち。しかし、残念!今日は乗れませんでした。「イベントの時は乗れるから、またおうちのひとときてね~」とのことです。  

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